海外旅行で危険な国ランキングTOP10！女性旅行者にとって最も危険な国も紹介

海外旅行は楽しいものですが、渡航先の治安を考慮せずに訪れると、犯罪や暴力、テロ、紛争に巻き込まれるリスク があります。特に、治安の悪い国では、旅行者がスリや強盗だけでなく、身の危険を感じるほどの犯罪に巻き込まれることもあります。

また、女性旅行者にとって特に危険な国も存在し、性犯罪や女性に対する暴力が多発している地域では、より一層の注意が必要です。

本記事では、最新の治安情報や国際機関のデータをもとに、海外旅行で最も危険な国をランキング形式で紹介します。

また、旅行者が特に注意すべき危険な都市や、女性旅行者にとって危険な国についても解説し、安全対策についても触れていきます。

海外旅行で危険な国ランキング【最新情報】

このランキングは、以下の指標をもとに、海外旅行者にとって特に危険な国を選定しています。

このランキングでは、特に渡航のリスクが高いとされる国を10カ国選出しました。

1位 – アフガニスタン

アフガニスタンは、現在も政情不安が続く世界で最も危険な国の一つ です。2021年のタリバン政権復活後、治安はさらに悪化し、外国人旅行者にとっては極めて危険な国となっています。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

2位 – シリア

シリアは内戦が続いており、依然として極めて危険な地域 です。政府軍と反政府勢力、さらにはテロ組織による攻撃が続いており、一般市民も巻き込まれる事態が発生しています。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

3位 – 南スーダン

南スーダンは、独立後も内戦や武力衝突が絶えず、外国人にとって極めて危険な国です。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

4位 – ベネズエラ

ベネズエラは、世界でも最も殺人率が高い国の一つであり、特に観光客を狙った犯罪が多発しています。

旅行の推奨度: 渡航延期を推奨（外務省危険情報レベル3）

5位 – イエメン

イエメンは長年の内戦により、国家としての機能がほぼ崩壊 しており、外国人が安全に滞在できる環境ではありません。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

6位 – ソマリア

ソマリアは、海賊や武装勢力による犯罪が多発 し、外国人旅行者にとって極めて危険な国の一つです。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

7位 – ハイチ

ハイチは、地震や政情不安の影響で治安が悪化しており、観光客が犯罪のターゲットにされるケースが多いです。

旅行の推奨度: 渡航禁止を推奨（外務省危険情報レベル4）

8位 – 中央アフリカ共和国

中央アフリカ共和国は、長年にわたる内戦の影響で治安が極めて不安定です。政府の支配が行き届いていない地域が多く、外国人が犯罪や暴力の標的になるリスクが高い国の一つです。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

9位 – イラク

イラクは、過去の戦争や現在も続くテロ活動により、外国人旅行者にとって極めて危険な国の一つです。

旅行の推奨度: 渡航禁止レベル（外務省危険情報レベル4）

10位 – メキシコ（特定地域）

メキシコは、リゾート地として人気がある一方で、一部の地域では麻薬カルテルによる犯罪が多発しており、極めて危険です。

特に危険な都市: ティフアナ、シウダーフアレス、アカプルコ

旅行の推奨度: 特定地域への渡航は慎重に（外務省危険情報レベル3）

旅行者が特に注意すべき危険な都市ランキング

国単位での治安も重要ですが、特に危険な都市を知ることも重要 です。

以下は、旅行者が訪れる際に特に注意が必要な都市をランキング形式で紹介します。

1位 – カラカス（ベネズエラ）

ベネズエラの首都カラカスは、世界で最も殺人率が高い都市の一つ です。経済危機の影響で犯罪率が急増し、外国人旅行者が標的にされやすくなっています。

2位 – サンペドロスーラ（ホンジュラス）

ホンジュラスのサンペドロスーラは、ギャングや麻薬組織が支配する非常に危険な都市 です。観光客が犯罪に巻き込まれるリスクが極めて高い場所の一つです。

3位 – ケープタウン（南アフリカ）

南アフリカのケープタウンは、世界的な観光地でありながら、一部のエリアでは極めて治安が悪い です。特に夜間の外出は非常に危険です。

4位 – リオデジャネイロ（ブラジル）

リオデジャネイロは、美しいビーチやカーニバルで有名な都市ですが、スラム街（ファベーラ）周辺では武装強盗や銃撃戦が日常的に発生しています。

5位 – ティフアナ（メキシコ）

ティフアナは、メキシコとアメリカの国境に位置する都市で、麻薬カルテルの抗争が激しく、殺人事件が頻発している都市です。

女性旅行者にとって最も危険な国、それは「インド」

海外旅行において、女性旅行者が直面するリスクは男性とは異なります。

特に性犯罪や女性に対する暴力が多発する国では、女性一人旅は極めて危険 です。

その中でも、最も危険な国の一つとして挙げられるのが「インド」 です。

なぜインドは女性旅行者にとって危険なのか？

インドは豊かな文化や歴史的な遺産が魅力的な観光地であり、多くの旅行者を引きつけます。

しかし、その一方で、女性に対する性犯罪や暴力事件の発生率が非常に高い という深刻な問題を抱えています。

旅BRO

インド旅行はやめたほうがいい？6ヶ月間滞在した筆者が実体暴露！ 「インド旅行」と検索すると、 「インド旅行 やめた ほうが いい」「やばい」「危険」とでてきます。 これからインド旅行に行こうと考えている人からすると、不安になりま...

性犯罪の発生率が非常に高い

インドでは、性犯罪の件数が世界的に見ても非常に多く、特に外国人女性が標的にされるケースも多発 しています。

• 観光地やホテル内でも女性旅行者を狙った犯罪が発生
• レイプ事件の発生率が高く、集団暴行事件も報告されている
• 警察の対応が遅く、被害者が十分な保護を受けられないことがある

特に、2012年に発生したデリーでの集団暴行事件 は世界的に大きな話題となり、インドの女性の安全問題が深刻であることを浮き彫りにしました。

女性一人旅が危険視される文化的背景

インドでは、伝統的な価値観が根強く残っており、女性が単独で行動することに対する理解が乏しい地域も多い です。そのため、外国人女性が一人で歩いていると、特に地方では注目を集めやすく、好奇の目や不適切な接触の対象になりやすい という実態があります。

• 「女性が一人で旅行するのはふしだら」と考える風潮が一部に存在
• 女性が電車やバスで隣に座ると、不快な接触や痴漢行為に遭う可能性が高い
• 露出の多い服装は誤解を招くリスクがあるとされ、慎重な服装選びが求められる

治安の悪いエリアが多く、夜間の外出が危険

インドでは、都市部でもスラム街や治安の悪いエリアが多く、特に夜間の外出は非常に危険です。

• 夜間に一人でタクシーやリキシャ（オート三輪タクシー）を利用するのは極めて危険
• ホテルの部屋に不審者が侵入するケースもあり、セキュリティの高い宿泊施設を選ぶことが重要
• 観光地周辺でも、ぼったくりや強盗のリスクがあるため注意が必要

特に、デリー、ムンバイ、バラナシなどの大都市では、観光客を狙った犯罪が多発 しており、女性が一人で行動することは非常にリスキーです。

女性を狙った詐欺やぼったくりが横行

インドでは、観光客を狙った詐欺やぼったくりも多く、特に女性旅行者がターゲットにされやすい傾向があります。

• 「道を案内する」と言ってついてくる男性に注意（その後、高額なチップを要求される）
• 「安全なホテルを紹介する」と言って、実際には高額な宿泊施設に連れて行く詐欺
• 現地の男性と仲良くなった後、誘われた場所で金銭トラブルに巻き込まれるケース

女性旅行者は、親しげに話しかけてくる男性には警戒し、むやみに信じないことが重要です。

まとめ – 海外旅行で危険な国を訪れる際の心得

海外旅行は、新たな文化や人々との出会いを楽しめる素晴らしい体験ですが、治安の悪い国や都市を訪れる際は、慎重な準備と十分な警戒が必要 です。特に今回紹介した国々では、旅行者が犯罪のターゲットにされやすく、生命の危険にさらされるケースも少なくありません。

海外旅行には、危険な国や地域を避けることが最も効果的な安全対策 です。しかし、どうしても渡航が必要な場合は、十分な情報収集と防犯対策を徹底し、慎重に行動すること が求められます。

危険な国や都市を訪れる際は、常に「自分の身は自分で守る」という意識を持つことが何よりも重要 です。慎重に行動し、安全対策を徹底することで、トラブルを回避しながら海外旅行を楽しみましょう。