フィジーの治安は本当に安全?「世界一幸せな国」の裏側にあるリアル

フィジーの治安

南太平洋のまぶしい青、道ですれ違うと必ず返ってくる「Bula!(ブラ!)」の笑顔。

そんな“楽園”のイメージが強いフィジーですが、旅人が気を抜いていい国かと言えば、答えはNOです。

ただし心配しすぎも禁物。

日常のリスクに気を配り、現地の作法に寄り添えば、とても居心地よく過ごせます。

この記事では、治安の現実と対策、「世界一幸せ」呼ばれる理由、日本人がやりがちなNGまで、旅行者目線でていねいに解説します。

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目次

フィジーの治安状況って?

フィジーの治安は、南太平洋諸国の中では安定している部類に入ります。

フィジー政府も外貨獲得の柱である観光業を守るため、フィジーの主要観光地では警察の巡回を強化しています。

しかし、フィジー国内でもエリアや時間帯によって治安の振れ幅が大きいのが現実です。

世界の治安ランキングにおけるフィジーの位置は?

世界平和指標

世界平和指数(Global Peace Index)などの指標において、フィジーは概ね中位に位置しています。

フィジーは銃器の規制が厳しく、フィジー国内で銃を用いた凶悪犯罪は極めて稀です。

一方で、フィジーの経済格差や若年層の失業率に起因する空き巣やひったくりなどの財産犯は一定数発生しています。

フィジーの治安は、他の発展途上国と比較すれば良好ですが、日本のような絶対的な安全性はないと理解しておくべきです。

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フィジーは安全ですか?治安の現実と注意点

フィジーは日中の観光地やリゾート内であれば非常に安全に過ごせます。

しかし、フィジーの都市部や夜間の繁華街では犯罪のリスクが高まります。フィジーでの安全を確保するために、以下のエリア別安全情報を参考にしてください。

フィジーのエリアリスクレベル具体的な治安事情と防犯対策
フィジー・ナンディ市内観光客を狙ったスリや強引な客引き、お土産物店でのトラブルに注意
フィジー・スバ市内フィジーの首都。夜間の独り歩きは強盗のリスクが非常に高い
フィジー・デナラウ地区フィジー屈指の高級リゾートエリア。ゲートで管理され治安は極めて良好
フィジーの離島(離島リゾート)宿泊者とスタッフのみの閉鎖空間。自然事故への警戒を優先
フィジーのマーケット周辺混雑に乗じたひったくりやスリに警戒。バッグは常に体の前で保持

フィジーの市街地、特にフィジーの首都スバでは、夜間に徒歩で移動することは自殺行為に近いと現地のフィジーの人々も口を揃えます。

フィジーの夜の移動は、たとえ数百メートルの距離であってもタクシーを利用することがフィジー観光の鉄則です。

過去に起きた「新潟県出身の日本人女性の死亡」報道とは?

フィジーの治安を軽視できない重大な教訓として、2019年にフィジーのナンディ近郊で発生した日本人女性の殺害事件があります。この事件は、フィジーの閑静な住宅街で日本人女性が命を落としたものであり、当時のフィジー国内でも大きな衝撃を与えました。

  • 事件の背景:被害者はフィジーでの生活に慣れていたものの、一瞬の隙や単独行動が重なった場所で被害に遭った。
  • 教訓:フィジーの治安が良いと言われる場所であっても、周囲に人がいない状況を作らない。
  • 防犯意識:フィジーの人々は親切ですが、見知らぬ人物を過信せず、常に適切な距離感を保つこと。
  • 孤立の回避:フィジー滞在中は常に連絡手段を確保し、自身の所在地を信頼できる人に共有しておく。

この痛ましい事件は、フィジーの治安が「楽園」という言葉だけで語れるものではないことを示しています。フィジー旅行中は常に警戒心を解かず、フィジーの犯罪発生傾向を意識した行動が求められます。

フィジーが世界一幸せな国と言われる理由は?

フィジーの人の画像

フィジーは経済的な豊かさ以上に、フィジーの人々の幸福感が高いことで有名です。

フィジーの治安が保たれている理由の一つに、フィジーの人々の精神的な余裕が挙げられます。

「物質主義」より「精神的豊かさ」を重視

フィジーの人々は、今この瞬間を楽しみ、家族や友人と過ごす時間を何よりも大切にします。

フィジーにはケレケレという分かち合いの文化があり、困っている人がいれば自分の持ち物を共有するのがフィジーの当たり前です。

このフィジー特有の文化が、フィジーの社会的な不満を抑え、フィジー全体の穏やかな治安環境を形作っています。

貧困率が低く、基本的な生活が整っている

フィジーは自給自足が可能な豊かな大地と海に恵まれており、フィジーでは食べ物に困ることがほとんどありません。

フィジーの政府による教育や医療サービスも島嶼国としては充実しており、フィジーの社会基盤は比較的安定しています。

フィジーの人々が持つ「なんとかなる」というフィジー・タイムの精神は、フィジーの安定した生活基盤があってこそ成り立っています。

フィジーで日本人が気をつけたいことは?

フィジーで気をつけること

フィジーの治安対策は、単なる防犯だけではありません。

フィジーの文化や法律を知らないことで、フィジーの人々と対立したり、フィジーの法律に抵触したりするリスクがあります。

文化・宗教への配慮

フィジーの伝統的な村を訪れる際、フィジーの慣習(カスタム)を無視した行動は、フィジーの人々に対する重大な侮辱とみなされ、トラブルの原因になります。

項目フィジーの村でのルールとマナー
服装肩と膝を露出する服装は避ける。女性はスル(腰巻き)の着用を推奨
帽子・サングラスフィジーの村の敷地内では必ず外す。頭は神聖な場所とされているため
写真撮影フィジーの人々や建物を撮る際は必ず許可を得る。無断撮影は厳禁
挨拶Bula!(ブラ!)と笑顔で挨拶する。フィジーでの交流の基本

フィジーの伝統を尊重する姿勢を見せることで、フィジーの人々はあなたを仲間として迎え入れ、フィジーでの安全な滞在をサポートしてくれます。

アルコールと公共の場での飲酒

フィジーでは公共の場での飲酒が法律で厳しく禁止されています。ビーチや公園、路上でお酒を飲むことは控えようね!

フィジーのレストランやホテルのバー、あるいはプライベートな空間で楽しむのがフィジーのルールです。

フィジーの警察は公共の場での飲酒に対して厳格な取締りを行っており、フィジーでの楽しい旅が台無しになる可能性があります。

野生動物との接触に注意

フィジーの治安以外のリスクとして、フィジーの野生動物による被害があります。

  • フィジーの野良犬:フィジーの街中には多くの犬がいますが、狂犬病のリスクがあるため、絶対に触れたり目を合わせたりしないでください。
  • フィジーの蚊:デング熱などの感染症を媒介するため、フィジー滞在中は常に虫除け対策を徹底しましょう。
  • フィジーの海洋生物:フィジーの海には美しいサンゴや魚がいますが、毒を持つ生物も存在します。フィジーのガイドの指示を守り、むやみに触れないようにしてください。

【まとめ】フィジー旅行は治安が良く過ごしやすいが「現地理解」が必要

フィジーは、正しい知識と少しの警戒心があれば、非常に安全で快適に過ごせる素晴らしい国です。フィジーの治安の良さはフィジーの人々の温かさから来ていますが、フィジーの都市部での防犯対策やフィジー独自のルールを軽視することは許されません。

フィジーの夜道は歩かない、フィジーの伝統的な村のマナーを守る、フィジーの自然災害や衛生面に気を配る。これらの当たり前の対策を淡々とこなすことで、フィジーはあなたに最高の笑顔を見せてくれるでしょう。フィジーの「Bula!」という挨拶と共に、フィジーの豊かな文化と自然を存分に味わってください。

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この記事を書いた人

海外旅行中に起こりうる危険を未然に防ぐために、リアルな体験情報を発信する『リスクメイトブログ』を運営しています。私たちは、海外の危険情報を共有できるマップサービス「リスクメイト」を提供しており、危険度を色分けすることで、一目でリスクを把握できる仕組みを構築しました。さらに、実際にトラブルに遭遇した方々の投稿をもとに、具体的な対策や回避方法をお届けすることで、安全な旅をサポートします。「知らなかった」で済まされない海外のリスクを、できる限りわかりやすく伝え、旅行者が安心して旅を楽しめるよう、これからも情報を発信していきます。

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