「グアテマラって危ないの?」なんて聞くと、ちょっとドキッとしますよね。
美しい遺跡やカラフルな街並みで有名な一方、ネットで調べると「やばい」という言葉がズラリ。
実は、観光する上で注意すべきリアルなリスクがゴロゴロ転がっている国なんです。
でも、リスクをきちんと知っていれば、グアテマラは本当に魅力的な場所。
この記事では、現地ならではの注意点や、安全に旅を楽しむコツをわかりやすく紹介していきます!
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グアテマラが「やばい」と言われる理由

ネットで「グアテマラ やばい」と検索すると、怖い話が山のように出てきますよね。
でも実際のところ、何がそんなに危ないのかピンとこない人も多いはず。この章では、現地で本当に起きているリスクを、事件例や背景とともにしっかり解説していきます!
急増する武装強盗と“即金要求”事件が日常化している

グアテマラの都市部では、武装強盗がとにかく多いんです。特にバスの中や人気の少ない通りでは、突然ナイフや銃を突きつけられて「金を出せ!」と脅されるケースも。
昼間でも起きるので、観光客だからと油断していると簡単にターゲットになってしまいます。さらに、流しのタクシーに乗ったらドライバーが共犯だった、なんて話も珍しくありません。
旅行中は、絶対に公式アプリで呼べるタクシーを使うこと。あと、夜道はできるだけ歩かない。これだけでもかなりリスクは減らせます!

警察ですら信用できない腐敗問題

日本だと、困ったらとりあえず警察に相談、ですよね。
でもグアテマラではそれが逆に危険なことも…。警察官の中には観光客から賄賂を要求する悪質なケースもあり、検問を装ってお金を巻き上げることもあるんです。
もし理不尽な要求をされたら、無理に逆らわず「日本大使館に連絡する」と冷静に伝えるのがポイント。万が一に備えて、大使館の連絡先はスマホに入れておきましょう!
グアテマラ事件に見る性感染症リスクの拡大
意外かもしれませんが、グアテマラでは性感染症のリスクも見逃せません。
夜遊びで現地の人と関わったり、軽い気持ちでナイトライフに参加したりすると、感染症に巻き込まれる危険性がグッと高まります。
特にHIV感染率は日本よりずっと高いので、ちょっとした油断が命取り。旅行先では、夜の遊びに流されない強い意志も大事ですね。
火山噴火リスクが観光客にも直撃している
グアテマラといえば火山大国。風光明媚な山々に心惹かれる反面、火山の噴火リスクも常に頭に入れておく必要があります。2018年にフエゴ火山が大噴火した際には、多くの観光客も被害に巻き込まれました。
特に、火山トレッキングに挑戦する人は、必ず公式ツアーに参加して、現地ガイドの指示に従うことが鉄則です。「ちょっとだけ登ってみよう」なんて素人判断は絶対にNG!
カトリックとマヤ先住民信仰が混じる独特な宗教儀式

グアテマラでは、スペイン系カトリックと、マヤ文明から続く土着信仰が混じり合った独特な宗教文化が息づいています。時には、道端で焚き火を囲んで祈る人々を見かけたり、カラフルな衣装に身を包んだパレードに出くわすことも。
こうした宗教儀式はとても興味深いですが、軽い気持ちで写真を撮ったり、無遠慮に近づくと、かなり嫌がられることもあるので要注意。リスペクトの心を忘れずに、そっと見守るのが旅人としてのマナーです。
未整備のインフラと極端に悪い衛生事情
グアテマラでは、都市部を離れるとインフラの整備状況が一気に悪化します。舗装されていない道路、断水、停電なんて当たり前。雨季には道路が川のようになってしまうことも。
さらに、水道水は飲めないので、常にミネラルウォーターを持ち歩くのがマスト。食べ物も生ものは避け、しっかり火を通した料理を選ぶだけで、旅行中の体調不良をぐっと防ぐことができます!

日本人旅行者特有のグアテマラ旅行のリスクと注意点

グアテマラを旅する上で、日本人ならではの“落とし穴”がいくつかあります。
犯罪に巻き込まれやすいシチュエーションや、日本人特有の無防備さが引き金になることも。
この章では、日本人が特に気をつけるべきポイントをリアルな事件例と一緒に紹介していきます!
観光地でも昼夜問わずターゲットにされやすい
グアテマラの観光地、たとえばアンティグアやティカル遺跡周辺でさえ、昼間でも観光客を狙った犯罪が起きています。
特に日本人は「お金を持っている」「抵抗しない」というイメージが強いため、ターゲットにされやすいんです。
しかも夜になると状況はさらに悪化。人気のない通りは、プロの強盗団の待ち伏せスポットになっていることもあるので、夜間は絶対に単独行動を避けるのが鉄則。
ホテル選びも、セキュリティがしっかりしている場所を重視しましょう!
日本人特有の「無防備さ」が致命傷になりやすい
日本人は世界的に見ても、警戒心が低いことで知られています。道を歩きながらスマホをいじったり、地図を広げてキョロキョロしたり…。こういう行動、実はめちゃくちゃ危ないんです。
犯罪者たちは、ターゲットを見定めるプロ。無防備な様子を一瞬で見抜き、「カモだ」とロックオンしてきます。グアテマラでは、「自分だけは大丈夫」と思わないことが超重要。
街中を歩くときは、スマホや財布は絶対に見せず、常に周囲に気を配りながら行動しましょう!
特に注意すべきグアテマラの「やばい」危険エリア

「どこに行くか」で危険度が大きく変わるのがグアテマラ。観光スポットだからといって油断は禁物!
この章では、特に警戒が必要な都市やエリアをわかりやすくまとめていきます。行き先を選ぶときの参考にしてください!

グアテマラシティのゾーンは危険
グアテマラの首都・グアテマラシティは、正直言ってめちゃくちゃ危険なエリアが多い都市。街全体が「ゾーン」と呼ばれる区画に分かれていて、その中でも危険度が大きく違うんです。
例えば、ゾーン1(セントロ)やゾーン18は要注意。強盗、ひったくり、殺人事件も発生していて、地元の人ですらあまり近寄りたがらない場所です。逆に、比較的安全とされるのはゾーン10(通称ゾナ・ビバ)やゾーン14。ただし、そこでも夜の一人歩きはNG!
ゾーンをしっかり理解して、移動する際は必ず安全なエリアを選ぶことが超重要です。
アンティグアも夜間帯は一変するので油断禁物
アンティグアは、グアテマラ随一の観光地として超人気。でも、明るくて賑やかな昼間と違って、夜になるとガラリと雰囲気が変わります。
観光客狙いのスリや強盗が、人気のない路地裏で待ち構えていることも…。
ライトアップされた教会を見にふらっと歩きたくなる気持ちもわかるけど、必ず複数人で行動するか、タクシーを利用するようにしましょう!
さらに、夜のバーやクラブから出た直後は、酔って油断している観光客が狙われやすいので要注意。
夜遊びしたいなら、宿から徒歩数分以内の場所を選んで、なるべく早めに切り上げるのがベターです。
国境周辺(ホンジュラス・エルサルバドル側)は特にハイリスク
グアテマラとホンジュラス、エルサルバドルの国境周辺地域は、マジで別格の危険地帯。ギャングの勢力争いや、密輸組織が絡んだ犯罪が多発していて、観光客が巻き込まれるリスクも高いエリアです。
特に、国境越えを自力でしようと考えているなら要注意。必ず、信頼できるツアー会社や交通機関を使って、安全が確保されたルートを選びましょう。現地情報に疎いまま国境付近をウロウロするのは、本当に命取りになるので絶対に避けてください!
グアテマラ旅行で最低限守るべき安全ルール

グアテマラを楽しく旅するためには、最低限守るべきルールがいくつかあります。
ただ「注意する」だけじゃ足りません。この章では、現地で本当に役立つリアルな安全対策を、具体的にわかりやすくまとめました!
現地人にも人気な交通・宿泊の選び方
まず、移動手段選びは超重要!ローカルバス(通称チキンバス)は安いけど、強盗に狙われやすいので基本NG。
代わりに、シャトルバスや信頼できるタクシーアプリ(たとえばUber)を使うのが鉄則です。
宿選びも同じ。価格だけで決めると、立地が悪かったり、セキュリティが甘い宿に当たる危険性大。
できれば、入口に警備員が常駐しているホテルや、口コミ評価が高い宿を選びましょう。宿泊地によって、旅の安全度がガラリと変わりますよ!

屋台・市場利用時の衛生対策を徹底する
グアテマラの市場や屋台って、ローカル感たっぷりで魅力的ですよね。でも、衛生管理は正直あまり期待できません。市場メシを楽しみたいなら、ちょっとしたコツを押さえておくと安心です。
まず、明らかに清潔そうな店を選ぶこと。人がたくさん並んでいる屋台は、回転が早くて新鮮な可能性が高いので狙い目です。
あと、食べる前に手を除菌シートでサッと拭くのも忘れずに。水道水は絶対に飲まないで、ボトルウォーターを徹底しましょう。
食中毒に一回でも当たると、旅が地獄モードになるので、ここだけは本当に慎重に!

緊急時には大使館と即連絡できる準備をしておく
「まさか自分が…」と思っていても、海外では予想外のトラブルが起きるもの。だからこそ、緊急時の準備は万全にしておきたいところです。
日本大使館の連絡先は、スマホに登録しておくだけじゃなく、オフラインでも見られるようにメモして持ち歩くのがおすすめ。さらに、グアテマラ滞在中はできれば「たびレジ」(外務省の海外安全登録サービス)に登録しておくと、現地の最新情報もゲットできます。
トラブルに巻き込まれたとき、すぐ助けを求められる体制を作っておくだけで、安心感が全然違いますよ!
まとめ:グアテマラを正しく恐れ、安全に文化と自然を楽しもう
グアテマラは確かに「やばい」一面を持っています。武装強盗に火山の噴火、インフラの悪さ、衛生環境の課題…。どれもリアルな問題で、甘く見ていると旅が台無しになる可能性もゼロではありません。
でも、その一方で、マヤ遺跡の神秘、カラフルなアンティグアの街並み、素朴で温かい人々、手付かずの自然…。ここでしか味わえない感動がたくさん待っているのもまた事実です。
大切なのは、グアテマラを「正しく怖がる」こと。危険なエリアには近づかない、夜間の外出を控える、現地情報をこまめにチェックする、緊急連絡先を用意しておく――。そんな基本を押さえれば、リスクをぐっと下げることができるんです。
そして何より、「自分の身は自分で守る」という強い意識を持って旅をすること。ちょっとした心がけの差が、楽しい思い出になるか、苦い経験になるかを左右します。
グアテマラは、用心深く旅すれば、本当に素晴らしい体験を与えてくれる国です。文化の深さ、自然の力強さ、そして人々の温もりを、ぜひ安全に、思いきり味わってきてくださいね!
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